なつ(4)

明け方に沸き立つような椋鳥の声で目覚める夏の真ん中

雨音と雨の匂いに身を委ね遠い昔を思う夕暮れ

葛の葉をかきわけ森に帰ろうと、もぞもぞ急ぐ小綬鶏の仔